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【開催終了】

サイバーリスクマネジメント人材育成シンポジウム -橋渡し人材の育成に向けて-
新価値創造が本格化するIoT/AI時代の企業の

サイバーリスクマネジメント人材戦略

 

【主催】

  ・営業秘密保護推進研究会

【後援】

  ・国立大学法人 東京工業大学
     サイバーセキュリティ研究センター

  ・国立大学法人 東京工業大学

     学術国際情報センター    

拝啓 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、「サイバーリスクマネジメント人材育成シンポジウム -橋渡し人材の育成に向けて-」を開催する運びとなりました。

あらゆるものが積極的に繋がって新しい価値を生み出す本格的なIoT/AI時代において、ネットワークが生み出すサイバーリスク(情報セキュリティリスク、秘密漏洩リスク、IoTセキュリティリスク等)は増大する一方です。しかし、これらのリスクを事業リスク・賠償責任リスク・人の命や身体を毀損するリスク等に置き換えて的確に捉え、企業経営や製品戦略に積極的に活かしている企業はまだ多くないのが現状です。

本シンポジウムでは、経営層と実務層の中間に位置し、実務層の関係部局間(情報セキュリティ部門、製品設計部門、知財・法務部門、人事部門、他)の総合調整を行い、多方面のリスクを相手に合わせて的確に置き換えることで、全社一貫したリスクマネジメントを実現する役割を担う人材層=橋渡し人材層に焦点を当てます。橋渡し人材層については、内閣サイバーセキュリティ戦略本部が2017年4月18日に公表した「セイバーセキュリティ人材育成プログラム」でその重要性が指摘されています。

それでは、橋渡し人材とはどのような人材像なのでしょうか。本シンポジウムでは、異なる立場の方に橋渡し人材像を描いていただき、その共通点を見出すことで、橋渡し人材像のあるべき姿を探ります。また、橋渡し人材をいかにして招聘・育成すべきかを議論することで、産官学が果たすべき役割を提示します。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

敬具

 

 

【日時】  2017年5月29日(月) 15:00 – 18:15 (14:30受付開始)

【会場】  東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター 国際会議場 

〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6

※アクセス詳細についてはこちらからもご確認いただけます

【対象者】

  

企業・団体においてサイバーセキュリティ、営業秘密漏えい、

IoT製品等のリスクマネジメントに関わる経営層、実務層の方

【定   員】 80名

【参加費】

  

講演・パネルディスカッション 無料

懇親会 3,000円(学生は1,000円)

「サイバーセキュリティ人材育成プログラムと橋渡し役の役割(仮題)」

内閣サイバーセキュリティセンター 内閣審議官 三角 育生氏

1.基調講演

【プログラム】

15:05 ~ 15:40

2.特別招待講演

「安全学のすすめ

   -IoT時代の事業・製品・セキュリティのリスクを安全の共通理念で横串にする」

明治大学 名誉教授 向殿 政男氏

15:40 ~ 16:15

​3.一般講演

「企業ニーズに則したサイバーセキュリティ人材の育成

 -東京工業大学のサイバーセキュリティ特別専門学修プログラムの狙い」

東京工業大学 情報理工学院 教授

田中 圭介氏

16:15 ~ 16:35

4.休憩

16:35 ~ 16:45

16:45 ~ 18:15

​田中 圭介氏

村瀬 一郎氏​

梶浦 敏範氏​

<モデレーター>

「橋渡し人材像のあるべき姿と招聘・育成」

5.パネルディスカッション 

東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

営業秘密保護推進研究会 会長      橋本 正洋氏

<パネリスト>

​■ 内閣サイバーセキュリティセンター 内閣審議官 三角 育生氏

​■ 株式会社 日立製作所 上席研究員(ICT政策)

​■ 東京工業大学 情報理工学院 教授

​■ 技術研究組合 制御システムセキュリティセンター 事務局長

6.懇親会

18:30 ~ 19:30

※主に講演者と事務局委員との意見交換を目的とした懇親会ですが、聴講者の方もご参加頂けますので、宜しければお申込み下さい。

【講演者プロフィール】

三角 育生(みすみ・いくお)

1987年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1995年Claremont Graduate School修了、MA in Management。2004年東京大学大学院工学系研究科後期博士課程修了、博士(工学)。1987年通商産業省入省。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター長、経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ政策室長、同省貿易経済協力局 貿易管理部 安全保障貿易審査課長などを歴任。2012年内閣官房 情報セキュリティセンター(現・内閣サイバーセキュリティセンター)内閣参事官に就任。2016年6月から現職。

向殿 政男(むかいどの・まさお)
1965年明治大学工学部卒、1970年明治大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。同年明治大学工学部電気工学科専任講師、1978年電子通信工学科教授、1989年同大学理工学部情報科学科教授、2013年同名誉教授。現在に至る。その間、情報科学センター所長、理工学部長等を歴任。現在、明治大学校友会長、同顧問を務める。
専門は安全学(製品安全、機械安全、労働安全)、情報学(人工知能、ファジィ理論、情報教育)、論理学(多値論理、ファジィ論理)。元国際ファジィシステム学会副会長、日本ファジィ学会会長、日本信頼性学会会長、国土交通省 昇降機等事故調査部会 部会長、経済産業省 製品安全部会 部会長、消費者庁参与、等を歴任。現在、 (公社)私立大学情報教育協会 会長(一社)セーフティグローバル推進機構 会長。

田中 圭介(たなか・けいすけ)

1992年山梨大学工学部卒業。1997年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士課程修了、博士(情報科学)。1997年NTT情報流通プラットフォーム研究所社員、1999年同研究主任。2001年東京工業大学大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻講師、2004年同准教授、2016年10月より同情報理工学院教授。2017年4月同サイバーセキュリティ研究センター長。

2015年2月に東工大の情報分野教員によるサイバーセキュリティ勉強会を立ち上げ、現在に至るまでに野村総合研究所 (NRI)・東工大 サイバーセキュリティ教育研究共創プログラム、サイバーセキュリティ特別専門学修プログラム、Input Output暗号通貨共同研究講座などサイバーセキュリティの研究と教育に関するプロジェクトの立ち上げを行う。専門は暗号理論、理論計算機科学、サイバーセキュリティ。

梶浦 敏範(かじうら・としのり)

1981年、日立製作所入社。エンジニアリングワークステーション、タブレットPC、郵便区分機や金融システムの開発を手がける。2001年に新規事業開拓部門の部長職に就き、2003年以降、小泉内閣や麻生内閣のIT戦略などICT政策に関与。ICT/データの利活用促進について研究や政策提言を続けている。2016年より現職。
経団連では14年間ICT政策に関与し、インターネット・エコノミー促進に向けた提言(2012年~)やサイバーセキュリティに関する提言(2015年~)をとりまとめている。2017年より、情報処理推進機構を兼務。

村瀬 一郎(むらせ・いちろう)

1986年株式会社三菱総合研究所入社。以後、情報通信技術の調査・研究に従事。2015年株式会社三菱総合研究所退社し、技術研究組合制御システムセキュリティセンター入社。現在は、技術研究組合制御システムセキュリティセンター事務局長。他に、金融庁情報セキュリティアドバイザー、早稲田大学招聘研究員等を兼任。専門は、制御システムセキュリティ。

橋本 正洋(はしもと・まさひろ)

1980年東京工業大学工学部卒業、1982年同大学院修了。2008年東京大学大学院工学系研究科後期博士課程修了、博士(工学)。1982年通商産業省(現経済産業省)入省、1997年大学等連携推進室長にてTLO法制定、2002年大学連携推進課長にて大学発ベンチャー千社計画、MOT一万人計画の推進などを経て2006年NEDO企画調整部長、2009年特許庁審査業務部長。2012年早稲田大学理工学術院教授、2014年経済産業省退官。2014年現職に公募採用。

専門はイノベーション政策、知財戦略、技術経営。

以上

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